6・25 ワインレポート

1) 「オスピス・ド・ボーヌ」90年 ムルソー
GV90年。美しい黄金色のワイン。蜂蜜がトロ〜リと溶け込んだような味わいで
桃、ヘーゼルナッツ、バニラ、白い花、などがありました。素晴らしい!


2)昨日ご紹介したプイィ・フュメ。ダグノーの「ビュイソン・ルナール」01年
グラスに注いだ瞬間、香りがふわーっと漂う。梨とか林檎を感じさせます。
でも、ムルソーの重量感のあとで、これはちょっと軽く感じられてしまった。



3)ドメーヌ・ルロワ「ブルゴーニュ」00年
いや、素晴らしかったです、これ。00年てブル不作の年だし、広地域名ワイン
つまり格付けナシだから、正直「弱いかな〜」と思ってあけたら、とんでも
ない力強いワインで、固いのなんの。1時間後に、潜んでいた上品な甘さが
現れてきて、素晴らしくバランスのいい、木苺の味のワインに化けました。
空輸ではこんできたらしいですが、船で揺られてないワインはやはり若くて
生き生きしています。



4)アルマン・ルソー」ジュヴレ=シャンベルタン・クロ・サン・ジャック 99年
本日のピカイチ賞。さすがはルソー!サクランボ爆弾です。
芳醇で甘く、酸と果実味とタンニンがみごとに調和しています。
GV99年ですが、あけてすぐに飲めました。「ワイン好きが最初に訪れ、
そして最終的にたどりつく生産者」とかいわれているらしいですが、
なんとなくわかる気がします。


5)「シャトー・クリネ」93年
ルソーのあとに飲んだせいか、よっぱらってきて味がわかんなくなって
きたせいか、パンチ不足に感じました。クリネはけっこう好きなワイン
ですが……。93年ビンテージは右岸はそこそこの年のはずなんですが、
「意外と単調な味だな〜」とか思ったりして。やはりよっぱらってたんで
すかね。ハハハ……。