「75年並行」その2

や〜〜暑いですね。
あんま暑いので、いまクーラーMAXにして小休止しつつ、
本棚にあった「Hanako」4月13日号」をパラパラ眺めていたところです。
ふだんはハナコなんてメッタに手にとりませんが、この号は
「おいしいワインが飲みたい!」なーんて特集やっていたので、思わず即買い
しちゃいました。韓流スターの「イ・ビョンホン」が表紙になっている
やつです。この御方も、ワイン好きなんだそうです……。
「どんなワイン紹介されてんのかなあ〜」と期待してたんですが、
案の定、軽めのデイリーワインが中心でした。まあそれも悪くは
ないかと思いますし、よく取材してあると思いましたが、
不満だったのは神の雫が紹介されてないことだな〜。ハハハ……。


戯れ言はさておき、おととい前半を書いた>「75ボルドー並行」です。
亜樹が「五大シャトー」(ちなみにラトゥール)だと思い込んだワインは、
じつは「レオヴィル・ラス・カーズ75年」でありました。亜樹と、もうひとりかふたりは、
だまされた参加者がいたと思いますが、そりゃもう
日本で飲むラス・カーズの古酒とは違って、ボディも頑健だし
アロマもビンビンだし……。
見事にはずして「ウッソー!信じられないっす。まいりました」を
連発する亜樹に、フランス在住のワイン・ジャーナリスト、
ムッシュ・スドウは「わかった?ぜんぜん違うでしょ? これから
は僕から直接買いなさいよ」と、呵々大笑。
いやほんと、まいりました。
まあ、言い訳をいうなら、ラトゥールはラス・カーズの道を挟んだほぼ南西隣です。
テロワールは非常に近……いえ、見苦しいですね、すみません(汗)。

  


次にでてきた[グリュオ・ラローズ]も30年前の酒だとはどうしても信じられ
ませんでしたが、亜樹はこの酒をかなり飲んでもいたし、グリュオ独特の
香りとボディがあったので、ようやく当てることができました。ホッ。