今夜の晩酌ワイン


言わずと知れたボルドー右岸のシンデレラワイン『シャトー・ヴァランドロー』のセカンドを開けました。
ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー99年です。

いや〜、いいっ。
素晴らしいですね、このメルローは。
カベルネ・フランもきいてます。クリーミーです。
やっぱりメルロー中心のワインには、フランのアッセンブラージュが一番効果的だなぁ。
カベルネ・ソービニオン主体のワインにおけるフランというのは、
どうもピンとこないのですが、メルローにはまさにベストパートナー。
メルローの飲みやすさと引き換えのシンプルさに、
複雑さをくわえてくれる気がします。
ブラックチェリーの甘さに、カカオの香ばしさ、そして特徴的な動物の皮のような風味が、はっきりとわかる、素晴らしい1本です。
タンニンは穏やかで、酸味も少ないですから、早く飲めるワインに仕上がってます。
ただ、熟成という点ではそんなにしてくれないかも。
あと3〜5年が飲み頃かもしれません。
すごいオススメなワインです。
値段も、まあ親分と比べれば、そこそこですし。

神の雫(1) (モーニング KC)

神の雫(1) (モーニング KC)