バローロ ブリッコ・ロッケ・ブルナーテ・チェレットを利く。


う〜ん、相変わらずイタリアワインの名前はわかりにくいですね。
フランスのワインの名前は、耳慣れているせいかすっとアタマに
入りますが、イタ・ワインの名はどうも・・。
みなさん、どうですか?
イタリアワイン贔屓の方にとっては、どってことないですか?


さて、きょうのワインはそんなわけでイタリアです。
ピエモンテ州バローロ地方の2000年はグレイト・ビンテージ。
なかでもこのワインは、、あのパーカーさんが「ブラヴォー!」
と叫んで97点を献上したという逸品。でもお値段は七千円台
わりと手の届くレベルなんです。
ちなみに、ブリッコ・ロッケというのは醸造所の名前で、
ブルナーテというのは、繊細なワインを生み出す畑の名前、
でもってチェレットというのは、生産者の名前だそうです。
ふう……。


抜栓してすぐにテイスティングしたところ、どうもデキャンタなしで
いけそうです。香りはとても甘く柔らかく、非常に飲みやすい。
うーん……旨いですね!
濃厚なストレートパンチのイタリアワインではなく、優雅で
エレガントなワイン。
赤い果実、スミレ、幾種類かのフルーツ、そしてミントの香りもある。
まるでミンクの毛皮を撫でているかのような感覚、
うっとりするほど優しくなめらかな口当たり……。
値段を考えれば、パーカーさんでなくてもブラヴォーと叫びたくなります。


2000年が優良年だということもあるのでしょうが、よくできたワイン
だと思います。
チェレットさんのブルナーテ、酒蔵を探したらを98年も1本だけでてきました。
こんど2000年と飲み比べてみることにしましょう。
楽しみです!


神の雫(3) (モーニング KC)

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