ドメーヌ・セレーヌを利く
ドメーヌ・セレーヌ 『エヴンスタッド・リザーブ・ピノノワール』99年を利いてみました。某ネットショップでDRCにブラインドで勝った、などと書かれていたのが購入動機ですが、なかなか美味しかったです。オレゴンのワインはカリピノと比べると、暑苦しくないので嫌いじゃありません。開けてすぐに甘くてコクがあって気楽に飲める、扱いやすいワインです。ピノにしてはやや酸が足りない気もしますので、長熟はしないでしょう。
しかし、スペクテイター誌上のブラインドテイスティングでDRCに勝ったという話は、いかがなものっすかね?
そもそも、DRCをブラインドで飲んで、別の何かと間違うような専門家は、ほとんどいないでしょう。私ですら、間違うことはまずないですよ。てか、香りを嗅いだだけでもわかる人、多いんじゃないかな。だからブラインドテイスティング自体が、意味がないと思うのです。
あきらかに自国のワインを贔屓しての結果でしょう。
でなければ、根本的に味覚や嗅覚の基準が我々とアメリカ人は違うとしか思えません。
DRCとこのワインの差は、好み云々のレベルではありません。
たとえばDRCではもっとも安価なエシェゾーと普通に飲み比べて、セレーヌのほうが上だという人がいるとは、私には到底おもえないのですが、みなさんはどう思いますか?
まあ、セレーヌが不味いわけじゃないんですけどね。
いや、うまいと思いますよ。充分うまいです。
でも、ねえ……?
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