ジャッキー・トルッショ・マルタンを利く

先日もちらりと名前を書きましたが、「アンリ・ルブルソー」 と同じく「自然派の小さな農家の優れたワイン」として、 とあるジャーナリストの著作に紹介されていたのがこの ジャッキー・トルッショ・マルタンです。 ルブルソーさんと同様、あまり日本では流…

アンリ・ルブルソーを利く

先週飲んだこのワインについて、描くのを忘れていました。 このドメーヌ、日本では、あまりメジャーではありません。 検索かけても、売っているショップは、2、3件のようです。 このドメーヌを知ったのは、かなり以前になりますが、 とあるワイン・ジャーナ…

シャトー・モンローズ88年を利く

みなさま、お待たせいたしました。 さんざんひっぱりましたが、とうとう飲みました、CHモンローズ! いやー、これ、たのしみだったんですよ。シャトー・モンローズは 「サン=テステフのラトゥール」 の異名をもつ、メドックの素晴らしき二級ワイン。 かのロ…

ボイド・カントナックについて、もう少し……

なんかすごい反響らしいですから、ボイド・カントナックにつきまして、もう少し語っちゃいます。 実はこのワイン、軽井沢の超人気レストラン『オーベルジュ・ド・プリマヴェーラ』のオーナー・シェフ、フランス料理界のプリンスこと小沼シェフとともに、新し…

「東京プラージュ」行ってきました!

ついに行ってきました! 渋谷区は代々木公園でいままさに開催中の 「東京プラージュ」。 ヨーロッパの夏の風物詩、河岸のお祭り「パリ・プラージュ」を都会のどまんなかで 再現しちゃったという、ビックリ仰天おもしろイベントです。 白くてサラサラの砂が、…

イタリアVSフランス対決の「トリ」ワイン

夏休みボケというのでしょうか、仕事始めっていうのはどうも仕事をしたく ないもんですねぇ……。 それでもって、仕事したくないと、地震のニュースみたり たまった新聞よんだり、メールの返事書いたり、つまり仕事に関係ないことを さんざっぱらやりつくして…

「ジャイエ系」ワインを利く

これもお盆に飲もうと思っていたとっておきの1本、 ジャイエ・ジル「エシェゾー」2000年を開けました。 パーカーさんも「おお!」と感嘆したとかで、 確か1年前、2万円近くも払って手に入れたお宝でございます。 高いですよね。 でも、なにしろ「ジャイエ」…

千円台ボルドー試飲

2、3日前、88モンローズを開けるぞ!な〜んていってたくせに、すいません。 気がついたら深夜で、今からひとりで飲むとなるとモンローズはちょいと もったいない……とセコイ気分になり、「近々飲もう」とセラーに立てておいた 1800円ワインを開けることにしま…

お客さんがたくさんきたので……

図に乗って、最近ゲットした期待の1本を開けちゃいました。 E.ギガル コンドリュー・ラ・ドリアーヌ 2003です! ワオ! パーカー96点の白ローヌです。 ギガルの赤は3大コート・ロティをはじめ、大好きなダンピュイなど、傑作揃いですが、 白もまたいいっ…

夏休みだから、ハートマーク♡

ちょっとゆっくりできる日に飲もうかな、と思っていたワインを利きます。 ハート印でお馴染みのバレンタイン御用達ワイン『カロン・セギュール』 99年、です。 ご記憶の方もいらっしゃるでしょう。 このワインの2000年ビンテージは、パーカーさんがもんのす…

うい〜……ヒック……

飲んでうたた寝してました。気持ちいいかも……。 モノは、これまた最高のセカンドワインです。 ラ・シャペル・ド・ラ・ミッション・オーブリオン00年! 珠玉の傑作セカンド。これ以上にウマいセカンドは、ほとんど飲んだことがないと言っていい、素晴らしさで…

ドメーヌ・セレーヌを利く

ドメーヌ・セレーヌ 『エヴンスタッド・リザーブ・ピノノワール』99年を利いてみました。某ネットショップでDRCにブラインドで勝った、などと書かれていたのが購入動機ですが、なかなか美味しかったです。オレゴンのワインはカリピノと比べると、暑苦しく…

ワイングラス考

ワイン愛好家が、いがいと悩むのが、ワイングラスの収納場所です。 なにしろあれは背が高いので、ふつうの食器棚だと天井が低くて 入らなかったりすることもあるのです。亜樹の家の食器棚は、ワイングラスを 中心に据えたものなので、棚と棚の間隔が高いから…

グラーブのワインを利く

あれは2週間ほど前でしたか、亜樹の購入したグラーブのワイン「シャトー・レ・カルム・オー・ブリオン01年」を、亜樹のいないところで『神の雫』スタッフみんなが試飲。 「めっちゃうまかったスよ〜、これ!グラーブのワイン、いいっすねえ」 と大喜びしてい…

短いですが……

コス2001年のインプレッション。 開けた当日。ガチガチ。 しかし、力強いタンニンと奥行きのある果実味に、ポテンシャルを感じて、とりあえず半分を保存、翌日さらに、キチンと利きました。 素晴らしい! ジューシーで、甘くとろけたタンニンと酸が、いつま…

フェブレって、どうよ?

ドメーヌものは、うまいです。それはもう、間違いないです。 でも、ネゴシアンものは、どうよ?と思ってたのですが、今日利いたフェブレ99エシェゾーはなかなかでした。 前にも同じものを2回は飲んでいる亜樹ですが、その時に感じた苦みというかエグ味は…

哀しみの劣化ワイン

いつ飲もうかな〜、意外と出費だったし、やっぱ週末デートの のとき、ワイン持ち込みの店がいいかな〜〜〜なんて ちょいと楽しみにしていたワインが、いざ空けてみたら劣化ワイン だった──。そんなことって、ありませんか?みなさん! 亜樹はあります。 それ…

『黒ラベル』のヴォーヌ・ロマネ・レ・スショ02を利く

黒ラベルって、どっかのビール会社でもそんな商品を出していましたが、 この黒ラベルはブルゴーニュ・ワインでございます。 しかも、「新樽200%」で知られるかのドミニク・ローラン のスペシャル・キュベ! (ちなみに新樽200%といいますのは、買った葡萄をた…

今夜の晩酌ワイン

言わずと知れたボルドー右岸のシンデレラワイン『シャトー・ヴァランドロー』のセカンドを開けました。 ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー99年です。 いや〜、いいっ。 素晴らしいですね、このメルローは。 カベルネ・フランもきいてます。クリーミーです。 …

ムートンVSマルゴー対決、その4

さて、あいだが開きましたが、第四弾です。 どんどん記憶が薄れていきますので、なるべく早めにとは思っているのですが、 なかなか思い出せずに、苦労してます。 そこで、大事な96年ムートンVSマルゴー。 ともかくこれだけはやっておかないと。 一言でいっ…

どうして消えちゃったの〜〜。

日記を書いていたら、突然画面に 「エラーです!」てなトートツな警告がでて、 30分かけて書いた文書がすべてプッツンしちやいました。 が〜〜ん! これだからパソコンは……! イタリアワインのことについて、延々とかきまくっていたところが ……ガックシです…

ムートンVSマルゴー対決、その3

さあーて、弱ったぞ。やっぱり、ほとんど思い出せないっス。 ともかく、なんかインプレッションを書かないと……。 う〜ん、どうしよう。ともかく、覚えているものから、少しずついきます。まず、ナンバーワンは、文句なし、83年のマルゴーでした。 パーカー…

ムートン・マルゴー対決 その2

暑い! あまりの暑さにバテバテで、更新をまたさぼっています。 パソコンからはメカ熱というのか、モワ〜と熱気が漂ってて キーボード打っていると汗がダラ〜リダラダラと ガマの油のようにしたたりおちてきます……。うう〜〜。 エー、いいわけはさておき懸案…

白対決はマルゴーに軍配

まずはマルゴー白から。 おおっ、こりゃ素晴らしい。蜂蜜、梨、ふんわりと甘酸っぱい香りの白い花……。 マルゴー村の優雅なテイストをちゃんと備えている上品な、 あたかも貴婦人のようなワインです。5つ星満点で採点するなら★★★★です。続いて、ムートン白。…

朝の光がまぶしいです

ガイヤールの次は、もちろんムートンVSマルゴー対決のインプレッションに行きます。 これは、ちょっと大変です。なぜなら、飲み過ぎて後半がほとんど記憶にない(苦笑)。まあ、ゆっくり思い出しつつやっていくとして、まずは、その日のワインたちを列挙させ…

サンテミリオンの古酒 つづき

いやいや、明日書くといって3日後になってしまいますた。 すいまえしぇん。 サンテミリオンの古酒、「シャトー・ガイヤール」試飲コメントの続きです。抜栓してすぐは湿った土の匂いが気になっていたのですが、これを やり過ごすとおいしくなる古酒というの…

もうベロベロ

いやー、酔ってます。 私主催のマルゴーVSムートン、ワイン会。 業界のみなさまにお集まりいただいて、持ち寄った素晴らしい作品を堪能させていただきました。 インプレッションはのちほど。 今は、亜樹、ベロベロです。 今日は、お休みなさい。

サンテミリオンの古酒

仕事帰りにコンビニに寄って、ビールを買ってきました。かねてお気に入りの 「サントリー・モルツ・スーパープレミアム」です。ワインとまではいかない が、独特の花のような芳香があり、フツーのビールより気品があります。 ずっと昔、サントリーの府中ビー…

アメリカワインのむずかしさ……。

また2時ですよ。いったいなにをやってるんでしょうねえ。 きょうは、原稿のあいまに「神の雫」で登場するイタリア ベストバイ・ワイン(3千円台)の検討会なんぞをやったために ジリジリと時間が押して……また夜中です。 いかんですなあ〜、こうゆう生活。ア〜…

フランス空輸ワインに敗北

がびーん。亜樹、フランス空輸ワインの前にもろくも破れたり! 思うに、ワインの味わい、香りというのは、船便でエッチラホッチラ 揺れながら運ばれてくるうちに揺れのせいか、微細ながら確実に変化して しまうものなのですね。 とくに、最後の1本は、過去…